二輪免許を検討中の方なら、「AT限定普通二輪免許で乗れるバイクの種類って、MTとは違うの?」という疑問を持ったことがあるでしょう。

そうなのです。MT免許はすべての普通二輪に乗ることができますが、AT限定普通二輪免許の場合は、取得後に乗れるバイクの種類がかなり限られてくるのです。

AT限定普通二輪免許で乗れるバイクといえば

AT限定普通二輪免許で乗れるバイクは、基本的に<スクータータイプ>の二輪です。

じつは数あるバイクの種類の中で、スクータータイプの二輪の種類はものすごく限られています。

マジェスティ

たとえば有名どころではフォルツァやマジェスティ、バーグマン(~400cc上限)などに代表されるように非常に限定されていて、MTのように多くの車種から乗りたいものを選ぶことができません。

もちろん、「一生このスクーターにしか乗らない!」という一途な車種への愛があるのならOKですが、「もしかしたらこの先、スクーター以外のMTバイクに乗る可能性も0%ではない…」と少しでも思うのであれば、迷わずMT免許を取得しましょう。

AT限定普通二輪免許で乗れるバイクは、<またがらない形>

「バイクは見た目で選ぶ」という人は多いです。バイクはかっこいい乗り物ですから、やっぱり見栄えもある程度は気になるものです。そのバイクには大きく分けて二種類の形があります。それは<またがる形>と<またがらない形>です。

一般的に、“またがって”乗るタイプの普通二輪はMTであることが多いです(※一部例外あり)。そして、“椅子に腰かけるように”乗るタイプの普通二輪はほぼATです。

「どちらがカッコイイか」というのは人それぞれです。操作方法も異なりますし、どっちを選ぶかは自由なのですが、AT限定普通二輪免許にするか、それともMT免許にするかで迷った場合、「またがるか、またがらないか」の形状で選んでしまうのも手です。

AT限定普通二輪免許で乗れる<またがる形>のバイクってないの?

ごくごく僅かですが、AT限定普通二輪免許で乗れる<またがる形>のバイクも存在します。

ジレラDNA180

たとえば「ジレラDNA180」などがそうです。イタリアンな見た目と、まるでMTバイクのような見た目が特徴的。<MTの乗車感覚や見た目でありながらAT式>という、MTとATの“いいとこ取り”をしたようなレアな車種です。

しかしこちらは廃盤となっていて、そうそうバイク屋さんで出会えるようなものではありません。しかも海外製品とあって、故障があったときには急ぎで部品を揃えるのが難しくなります。

そういうわけで、<またがる形>のバイクに乗りたい方は、AT限定普通二輪免許ではなくMTのほうで免許を取得しましょう。

まとめ

AT限定普通二輪免許で乗れるバイクについて触れてみましたが、いかがだったでしょうか。

「AT限定普通二輪免許だとバイクの種類が少ないのか…MTは難しそうだからやめておこうと思ったのに…」とガッカリされた方もおられるかもしれませんね。

ですが、AT限定普通二輪免許を取得するにしても、その構造(バイク内部で起きていること)は知っておいたほうが絶対に良いのです。

マシントラブルの際に、どこに問題が起きているのか見当をつけることもできますし、単純に二輪の仕組みの面白さを知ることができます。

もちろん、MTにはなく、AT限定普通二輪免許にしかないメリットもたくさんありますので、乗れるバイクの種類だけでMT/ATを選ぶこともありません。二輪の面白さは、損得だけでは語りつくせないのですから。