AT限定普通二輪免許を取得して「さあ、憧れの二輪ライフだ!」とワクワクしていたのもつかの間、「やっぱりMTバイクを運転してみたい!」と限定解除が頭にチラつく瞬間が訪れることも…。

さて、それはいったいどんなときなのでしょうか。

AT限定普通二輪免許をMTへ限定解除したくなる瞬間その1

ガチャガチャと面倒なギアチェンジしているのが羨ましくなる

ATバイクは操作が楽な反面、慣れてくると「暇だな…」と思うことがあります。

それは信号待ちのとき。ツーリングなどで前を走るバイクがMTだったときに、信号発進の際、いったん右足を地面について、左足でガチャガチャとギア操作をしているのが分かります。

いっぽう、ATだと信号が青に変わるとともにブレーキを離し、スロットルをひねるだけです。いたって無音。そんなとき、「MTっておもしろそう…」とあの面倒な操作自体がまぶしくみえることがあります。

AT限定普通二輪免許をMTへ限定解除したくなる瞬間その2

MTバイク乗り同士で情報交換をしているのを見たとき

ツーリングの休憩時にバイクについて語り合うとき、AT限定派は非常に数が少ないため、MTライダーの会話に入っていけないことがあります。

「この場合はギアを〇速に入れて、クラッチはこれくらいで…」などと真剣に語り合うのを、無言で聞いているのみになります。

「いったい何の話をしているんだろう?」と耳を傾けますが、感覚的な話が多いため知識としても吸収しづらく、その場にポツンと立ちすくむハメに。

そんなとき、「ATライダーはAT限定同士でツーリングに行くほうがいいのかも…?」と疎外感を持つこともあります。

AT限定普通二輪免許をMTへ限定解除したくなる瞬間その3

「AT限定普通二輪免許なんてあるの?知らなかった」と言われたとき

AT限定普通二輪免許は2005年に登場したもの。それゆえに、それ以前に免許を取得していた人の中には、AT限定普通二輪免許の存在を知らない人も多いのです。

また、普通二輪免許取得者のほとんど(およそ9割)がMTに乗っている現状。「AT限定普通二輪免許を取得するのは、何か理由があってのこと」と考える人も少なくありません。

そんな中、ツーリングでMT乗りの人から「え?AT限定普通二輪免許なんてあるの?知らなかった」と言われることもしばしば。そんなとき、AT限定普通二輪免許取得者であることをちょっぴり寂しく感じることがあります。

まとめ

さて、AT限定普通二輪免許の“限定解除したくなる瞬間あるある”について語ってみましたが、いかがだったでしょうか。

誤解しないで頂きたいのは、<「AT限定普通二輪免許が悪い」と言っているのではない>ということです。AT限定普通二輪免許を十数時間の授業数をかけて取得することで、ATバイクの運転の基礎には、誰よりも自信を持つことができます。

しかし、こうして少数派ゆえの一抹の寂しさを感じるシーンがあるのもまた事実です。自分自身、理由あってAT限定普通二輪免許を選択しましたが、やはり数年間ATに乗ってみて、だんだん限定解除への憧れの気持ちが膨らんできているのを感じます。

AT限定普通二輪免許は「遠い将来廃止されるのではないか」とささやかれるほど取得者の少ない免許です。MTへの限定解除には平均5万円前後のお金がかかることも視野に入れて、どの免許を取るのが自分にとって最善か再考してみる必要がありそうです。